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久和ひとみ 絶筆―子宮がん闘病116日の日記

久和ひとみ 絶筆―子宮がん闘病116日の日記

おすすめ度 ★★★★☆


★★★☆☆  中学生の日記でなければ意味がない!
死ぬことが分かっている人間にうっとりするような文章が書けるであろうか。その日の記録をつけるのが精一杯である。その精一杯の記録から他人は何かを汲み取らなければならない。

★★☆☆☆  題名負け
若くして亡くなったことを残念に思う。しかし「絶筆」のタイトルとはかけはなれた内容。今日は何した、何々食べた、どこどこが痛い。何コレ?中学生の日記?とてもがっかりした闘病記だった。

★★★★☆  久和さんのご両親が伝えたかったこと
 理想を持ってバリバリと仕事をし、私生活でも充実した毎日を過ごされていた久和さん。突然の降板からあっという間に身体はガンに蝕まれ、耐えられない激痛の中で息を引き取りました。彼女と彼女の周囲の方が抱いた無念さを思ってかいつのまにか涙が止まりませんでした。

 この個人的な日記をご両親が公開するに至った経緯は、久和さんの最期の生き様を人に伝えることと、ガン治療に関する不信を告発したかったからだということです。
 死はいずれ誰にでも訪れるものです。自分はどのような最期を送りたいか、ガンなどで病院で治療が必要である場合にどのようにしていけばよいのか、考えさせられます。

★★☆☆☆  最後まで夢を見たかった人
ジャーナリストという職業から千葉敦子氏のような「乳がんなんかに負けられない」のような内容や現在の医療などのさまざまな問題点を書いた著作を期待しましたが、実際の内容はとりとめの無い個人の日記、今日は誰と会ったと、何をしたとかいう話がベースとなったもので、正直がっかりとした一冊です。

でも、彼女が思うままに日常生活を書くことで病気からあえて距離を置きたかったのではないかと思いました。 癌の闘病記としては少し読み応えはないように思います。

★★★★★  涙がとまりませんでした
同じ女として、とてもかわいそうな死だったと思います。私は2児の母ですが、ひとみさんは価値観の違いから離婚をされました。嫌いになったわけでもない人との別れはとてもつらかったでしょう。おして、その後の子宮ガン。ご両親との永遠の別れ。本当に、心をうたれるものがありました。

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